コーヒー好きなら、自分好みの味のものを追求したいですよね。
そんな時はハンドドリップがおすすめです!
ハンドドリップするのに、まず必要なのがハンドドリッパーです。
今回は、ハンドドリッパーの選び方からおすすめ品までを解説していきたいと思います。
- ハンドドリッパーの種類
- ペーパードリップ式のおすすめドリッパー11選
- ペーパーレスドリッパーのおすすめ5選
ウォーターサーバー × コーヒーマシーン 2つの機能が1つに!
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Contents
ハンドドリップでコーヒーをより美味しく
コーヒーをハンドドリップで淹れると、とってもおいしいですよね。
お湯を沸かすところから始まり、コーヒーを蒸らしてからドリップするという方法で淹れるハンドドリップは、手がかかります。
しかし、そのぶん分自分好みの味に調整でき、香りも楽しめてとても贅沢な気分になりますよね。
そうやってハンドドリップで淹れるにつれ、自分好みの淹れ方も見つかってきます。
コーヒードリッパーの種類
コーヒードリッパーってどれを使っても大体同じじゃないの?
そう思われる方も多いと思いますが実はそうではありません。
コーヒードリッパーには細かな違いがあり、それによってコーヒーの味が変わってくるのです。
ここでは、主に3つの形状の違いに焦点を当てて解説していきたいと思います。
1.ドリッパーの「穴」の違い
コーヒードリッパーの底部にある「穴」には味を大きく左右する要素が含まれています。
大きさや数によっても変わってきますが原理は同じです。
今からその味が違ってくる原理を見ていきましょう。
① 穴の数
コーヒードリッパーの底部にある穴の数が多いと湯抜けの速度が早くなり、お湯と粉の接触時間が短くなるのでコーヒーの味が薄くなります。
反対に穴の数が少ないと、ドリッパー内にお湯が留まる時間が長くなるのでたくさん抽出され、コーヒーの味が濃くなります。
穴の数は大体、1つか3つが主流ですが、中には2つのもの等があります。
購入前に穴がいくつあるのか確認しておきましょう。
- 穴の数が多いとコーヒーの味が薄くなる
- 穴の数が少ないとコーヒーの味が濃くなる
② 穴の大きさ
穴の大きさも、穴の数と原理は同じです。
穴の大きさが大きければ大きいほど、お湯が早く落ちて抽出時間が短くなるので味が薄くなります。
反対に穴の大きさが小さければ小さいほど、お湯がゆっくり落ちて抽出時間が長くなるので味が濃くなります。
コーヒー豆の種類や粉の粗さや量、一度に注ぐお湯の量などで味は左右しますが、コーヒーの穴の量や大きさでもコーヒーの味は大きく変わってきます。
それほどコーヒードリッパーの穴は重要な要素なのです。
- 穴が小さいほどコーヒーの味が薄くなる
- 穴が大きいほどコーヒーの味が濃くなる
2.ドリッパーの「形」の違い
ドリッパーの形は大きく分けて「台形型」と「円錐型」の2種類あります。
それらは、ドリップした時のお湯の流れが異なります。
それによって抽出時間も異なってくることから味に違いが生じてくるのです。
コーヒードリッパーの形状の味わいの差を今から紹介していきますね。
①「台形型」のコーヒードリッパー
台形型のコーヒードリッパーの場合、底部にある穴が比較的小さく、コーヒーがドリッパーの底に溜まってから下に落ちるしくみになっています。
それによりドリッパーの内部で広範囲にお湯が広がり、抽出スピードもゆっくりなのでしっかりとコーヒーのエキスを抽出することができるのです。
底部の穴の数や大きさによっても差は出てきますが、比較的コクの深いコーヒーに仕上がります。
「台形型」のコーヒードリッパーはコク深い味に仕上がる。
②「円錐(えんすい)型」のコーヒードリッパー
円錐型のコーヒードリッパーは穴に向かって真っ直ぐにお湯が流れていくので、ドリッパーに留まる時間が短く、比較的スッキリとした味に仕上がります。
また、円錐型のコーヒードリッパー内部のには「リブ」と呼ばれる溝があり、その形状によっても味が変わってくるとされています。
直線型
お湯が直線に沿って早く流れるため、よりあっさりとした味になります。
スパイラル型
リブがスパイラル状になっているものは、お湯の流れに抵抗が生じ、ゆっくり流れるため、直線型に比べるとコクのある味になります。
- 「円錐型」のコーヒードリッパーはスッキリとした味に仕上がる。
- リブが「直線型」のものはよりあっさりとした味になる。
- リブが「スパイラル型」のものはコクのある味になる
形状によって味が変わってくるんですね!
3.コーヒードリッパーの「材質」による違い
コーヒードリッパーには色々な種類の材質でできたものがあります。
味は材質によって大きく変わってくることはありませんが、価格や耐久性などの機能性は、それぞれの材質によって異なってきます。
材質によってドリップする際に注意する点も変わってきますので、事前に把握しておきましょう。
①「陶器」でできたもの
コーヒードリッパーの中で人気なのが陶器製のものです。
セラミックと呼ばれることもあります。
陶器でできているので割れることはありますが、基本的に丈夫な作りになっているので長く使うことができます。
重みによる安定感もあり、少し当たっただけで倒れるということもありません。
保温性に優れているというメリットもあります。
一方で、特に冬などはドリッパーがとても冷たくなっている場合があり、そのまま使うと抽出温度を下げてしまう場合があります。
使用前にお湯で温めてから使用するのが良いでしょう。
陶器製のものは耐久性と保温性がある
②「プラスチック」でできたもの
プラスチック製のコーヒードリッパーは、価格が安いのも大きな魅力です。
一つ数百円で購入することができ、数ある素材の中で、一番安価に購入できるとても手軽な存在です。
軽量で扱いやすいのも魅力です。
しかし一方で、使っていくうちに変色したり、ひび割れたりと劣化しやすいというデメリットがあります。
そのような長く使えないという弱点もありますが、手軽に購入できて使いやすいので、ハンドドリップ初心者の方にオススメの材質です。
プラスチック製のものは安価・軽量で扱いやすい
④「ガラス」でできたもの
ガラス製のものの特徴は、陶器制とほぼ同じです。
透明なものはデザイン性があり美しく、中の様子が見えるのも魅力です。
高級感もあり、オシャレさを重視する方にオススメの材質です。
- ガラス製の特徴は陶器制とほぼ同じ
- デザイン性があって美しいのが特徴
⑤「メタル」でできたもの
メタルでできたハンドドリッパーは金属なので熱伝導率が高いのが魅力。
ドリップ時の最初に蒸らす工程の時にも温かい状態を保てるのでより美味しいコーヒーに仕上がります。
耐久性にも優れており、陶器製やガラス製のように落としたら割れるといったこともないので安心です。
コーヒーを頻繁に淹れる方にオススメのドリッパーです。
メタル製のものは熱伝導率が高く、コーヒーを冷まさずに抽出できる!
材質によって扱い方が変わってきますね!
【ペーパードリップ式】おすすめドリッパー11選!!
コーヒードリッパーの特徴と種類がわかったところで、厳選したオススメのドリッパーを紹介したいと思います。
コーヒーをドリップする際に必要なフィルターには種類がありますが、ここでは一番ポピュラーな、紙のフィルターで淹れるドリッパーに絞っていきますね。
1.『Kalita(カリタ)』陶器製コーヒードリッパー
日本のコーヒー用具の老舗メーカー『カリタ』が販売するドリッパーです。
これは定番として広まっており、最もポピュラーなドリッパーのうちの一つです。
カリタのドリッパーは底部に3つ穴が開いており、コーヒーの雑味が出る前に美味しさのみが抽出される仕組みになっています。
色はホワイト・ブラック・ブラウンの三色展開。
ブラウンは日本製でこの色は日本の職人しか色を出せないのだそう。
2.『Melitta(メリタ )』アロマフィルター
ペーパードリップ方式を開発したのが『メリタ』です。
『メリタ』は開発者のメリタ氏によって1908年に創業された、歴史あるコーヒー機器の総合メーカーです。
そのドリッパーも定番化されており、高い人気を誇っています。
メリタのドリッパーは1つ穴であり、抽出時間が一定になるように計算された作りになっています。
また、その穴は底部より少し上の特殊な位置についており、抽出時間を長くコントロールすることができます。
コーヒーを蒸らした後、一度だけお湯を注ぐだけでベストな状態のコーヒーを抽出してくれます。
豆の量とお湯の温度を調節するだけで、おいしいコーヒ―が淹れられます。
フィルターに杯数分の目盛りがついているので正確に作れます。
3.『HARIO(ハリオ)』V60耐熱ガラス透過ドリッパー
コーヒー粉の層が深くなる「円錐形」が、しっかりコーヒーの旨味を抽出してくれます。
また、リブはスパイラル型を採用しており、コーヒー粉の膨らみを妨げない作りになっています。
なお、「V60」はガラス製だけでなく、プラスチック製やステンレス製などの製品もあり、世界中のバリスタに愛用されています。
これも大変ポピュラーな製品で定番のうちの一つです。
4.『Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)』ドリッパー
ブルーボトルコーヒーとは、アメリカのサードウェーブコーヒーというコーヒーブームの第3波を代表するコーヒー製造販売企業です。
ブルーボトルコーヒーの考える「美味しさ」を表現するために開発されたオリジナルのドリッパーも人気があります。
物理学者たちと共に作成した、構造、形状、流れといった3つのポイントに着目したドリッパーです。
一つの穴に向かって内側にラインをデザインされており、一貫性のある流れを ドリッパーの中で担保できる作りになっています。
専用のペーパーフィルターを使用することをおすすめします。
5.『珈琲考具』ステンレスコーヒードリッパ
壁が無く、フィルターが壁面に密着しないように隙間を大きくすることで、ドリップ時に発生するガスが外へ抜けるように設計されています。
その結果、雑味の無いコーヒーの味わいになります。
一見シンプルな作りに見えますが、実は考え抜かれた構造です。
形も美しく、おもてなしにもピッタリですよね!!
6.『キーコーヒー (KEY COFFE))』Noi(ノイ) クリスタルドリッパー
キーコーヒーも日本の老舗コーヒーメーカーです。
その名の通り、クリスタルのような作りになっており、キラキラと美しい形状をしています。
そのダイアカット形状は、美しいだけでなく、カットに沿ってジグザグにお湯が流れるので最適な抽出を再現してくれます。
その結果、ゆっくりと抽出されるのでコクのある深い味わいに仕上がります。
このような理由から、コーヒー専門誌に「いちばんおいしいコーヒーを淹れられるドリッパー」として評価されました。
7.『ORIGAMI(オリガミ)』ドリッパー
豊富なカラーバリエーションと縦溝がまるでオリガミを折ったように見えるORIGAMIのドリッパーです。
ドリッパーは陶器製のものが定番で、日本有数の陶磁器の産地である岐阜県美濃地方で製造されています。
リブ(溝)が20あり、ギザギザの形をしているのが特徴です。
そのギザギザのリブにより、ドリッパーとペーパーの間に空間を作ることで、お湯が溜まらずにスムーズにお湯が抜けていきます。
そのため、お湯のスピードを調節できるので、多彩な抽出ができるのです。
形と色が美しいのも魅力ですね!
8.『kuros(クロス)』折りたたみ式コーヒードリッパー
こちらは焚き火台型の折りたたみ式コーヒードリッパーです。
折り畳むとフラットになり、かさばらずに手軽に持ち運びできるのでアウトドアにピッタリです。
便利なのうえに、アウトドアの雰囲気も楽しめるため、自宅などで日常使いでも楽しめるアイテムです。
ステンレスでできているため、錆にくくお手入れも簡単です。
9.『Chemex(ケメックス)』マシンメイド コーヒーメーカー 3カップ用
こちらは、三角フラスコと漏斗をモチーフにしており、ドリッパーとサーバーが一体化している合理的なデザインが特徴的です。
実験室のフラスコを、アメリカの科学者がコーヒーメーカーの代わりに使用していたことから始まりでました。
無駄の無いデザインが評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、フィラデルフィア美術館、スミソニアン博物館などといった名だたる美術館で永久展示品に指定されています。
ヴィンテージも人気があり、人気の品は高値で取引されています。
ガラスのみのタイプより、持ち手が木製のほうが持ちやすくてオススメです。
10.『KONO(コーノ)』コーノ式 名門ドリッパーセット
こちらはコーヒードリッパー以外のものも含まれているセットです。
ドリッパー以外にポットやフィルターなど、ハンドドリップに必要なものが全て含まれているため、初心者の方にオススメの商品です。
この名門フィルターの特徴は、底部にある1cm程ある穴です。
この一つ穴に集中してお湯が向かうことによって、味わいや風味をしっかりと抽出してくれるのです。
11.『OXO(オクソー )』オートドリップコーヒーメーカー
こちらは、手軽においしいコーヒ―が淹れられるオートドリップのドリッパーです。
ハンドドリップに必要なお湯の量や温度、お湯を注ぐタイミングなどの調整が一切不要です。
こちらは、本体にフィルターとコーヒー粉を入れ、あとはお湯を一度に注ぐだけでいいのです。
後は、タンク底面の複数の穴から、最適なスピードと量のお湯が粉に注がれ、待っているだけでおいしいコーヒーが完成します。
忙しくても手軽においしいコーヒーが飲めますね!
【ペーパーレスドリッパー】おすすめ5選!!
最もポピュラーなドリッパーはペーパーフィルター式のものですが、「ペーパーレスドリッパー」もペーパーフィルターを使わなくて良く、エコで便利です。
ペーパーフィルターを必要としないメタル製のものなので紙のゴミも出ませんし、フィルターの補充も必要ありません。
そんな気軽に淹れられるペーパーレスドリッパーのおすすめを5つ紹介していきます。
1.『HARIO(ハリオ)』カフェオール コーヒードリッパー
ペーパーレスドリッパーの中で最も人気があるのがこちらです。
『HARIO(ハリオ)』の定番商品であり、フィルターにはステンレスのメッシュを採用しているので扱いやすいです。
また、紙では抽出できなかった旨味成分であるコーヒーオイルが抽出できます。
それにより、紙では感じることのできない香り高いコーヒーに仕上がります。
2.『Coleman(コールマン)』パルテノンコーヒードリッパー
アウトドアブランド『Coleman(コールマン)』が手掛けた、錆びにくいスンレス製のコーヒードリッパーです。
フィルター付きの容器にコーヒー粉を入れ、複数の小さな穴の開いた容器をかぶせてお湯を注ぐだけでコーヒーが出来上がります。
扱いやすいのでキャンプ等のアウトドアにもおすすめです。
3.『KINTO (キントー)』SCS ステンレスコーヒーカラフェセット
『KINTO(キント-)』がハンドドリップで淹れたコーヒーをゆったりと味わうために手掛けた「Slow Coffee Style」からの人気商品です。
スタイリッシュなデザインで、コーヒーを受けるガラス製のカラフェ(ピッチャー)とステンレス製のフィルターとそのホルダーがセットになっています。
フィルターのは0.25mm穴を採用しているので、コーヒーの粉はそれより大きいものにする必要があります。
「中挽き」か「やや粗挽き」がおすすめです。
一つにまとめて収納できるのもいいですね!
4.『cores (コレス)』シングルカップ ゴールドフィルター
純金コーティングのフィルターが特徴的なドリッパーです。
ベースはステンレスですが、二重に純金をコーティングすることにより、化学変化を起こしにくくしてコーヒー豆のピュアな味と香りを引き出すことができます。
フィルターは縦型ホールメッシュを採用しており、目詰まりを起こしづらくスピーディに抽出することができます。
粉も下に落ちにくい構造になっており、細部まで計算されたワザありのドリッパーです。
5.『Rivers(リバーズ)』マイクロコーヒードリッパー2
”世界最小のコーヒードリッパー”と謳われるほど「超コンパクト&超軽量」なマイクロサイズのコーヒードリッパーです。
サイズはW84mm×D78mm×H47mmと、お湯をそっと注がないとあふれる程小さいですが、外観からは想像できない、本格的なコーヒーを抽出してくれます。
コンパクトで軽量なので持ち運びやすく、野外などのアウトドアにもおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ウォーターサーバー × コーヒーマシーン 2つの機能が1つに!
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本記事では「コーヒードリッパーってどんなものがいいのか詳しく知りたい!」という素朴な疑問に答えていきます。